ヴェスペ マッチボックス(1/76)
Wespe, 1-76, Matchbox
Ⅱ号戦車に10.5cm野砲(LeFH18)を搭載した自走榴弾砲です。ミツバチの名称にも見て取れるように非常にコンパクトな車両です。キットは古参マッチボックスのインジェクション。カモフラージュの再現を試みてみました。 2012年1月に写真を更新しています。
ヴェスペ マッチボックス(1/76) Part 2
Wespe, 1-76, Matchbox Part 2
ヴェスペをもう1台持っていたのでパート2です。タミヤのMMのモチーフにもなった有名な写真の車両をイメージしてみました。謎のGepaeckkastenが特徴的です。Wespeは東西あまねく活躍しているので、色々なシチュエーションが楽しめますね。 2012年1月に写真を更新しています。
ロレーヌ・シュレッパー150mm自走重歩兵砲 モデルトランス(1/72)
150mm SP auf Lorraine(f), 1-72, Modell Trans
ロレーヌシュレッパーからの改造車両の中でも、Marder Iと双璧をなす有名どころです。第1次大戦の遺物17口径sFH13を搭載しており、その旧態然とした外観が独特の魅力です。他の系列と同様、本車も76ではキットに恵まれず、モデルトランスを採用しています。ノルマンディー戦の独特の迷彩も魅力的ですが、最も本車らしいアフリカ仕様にしています。
105mm SP Pzkpfw. 39H(f) ,1-76,Milicast
フランス製のオチキスH39軽戦車の車台を利用して105mm砲を搭載した自走砲です。48両が生産され、第21戦車師団に所属して、ノルマンディー戦線に投入されたとのこと。頭でっかちなフォルムは、独特の魅力があります。キットはミリキャストの1/76です。戦闘室が若干長すぎる印象がありますが、実車の雰囲気はよく伝わってきます。
F.C.M. 36/Howitzer 105mm, 1-72, WESPE MODELS
上記と同様にフランス軍からの鹵獲車両をベースにした自走砲です。こちらは、ルノーF.C.M.軽戦車がベースになっています。わずか100両程度の生産に留まったF.C.M.まで抜かりなく利用するとは、さすがですね。75mm砲搭載の対戦車自走砲Ver.もありました。キットはルーマニアWespe Modelsのレジンです。文字通りのガレキで、形にするまで相当苦労させられますが、こうしたアイテムをキット化してくれるのは有難い限りです。
75mm SPG FCM36 (Modelltrans Modellbau 1/72)
ルノーFCM軽戦車の車台を利用した自走砲の一つ75㎜砲搭載タイプです。Marder Iの別バージョンといったところでしょうか。キットはModelltransからリリースされたばかりの3Dプリンターモデルです。シャープな仕上がりで手軽に繊細な本車を形にすることができます。以前、Wespeモデルの典型的なガレキモデルに苦労したことを思い出すと、隔世の感があります。
10.5cm le.F.H 18/3 auf Gschützwagen Char B2(f), 1-72. Modelltrans & Trumpeter
ドイツ軍に編入されたフランス戦車のバリエーションです。Char-B戦車は当初ドイツ軍の運用方針に合わず、火炎放射車両に改造されましたが、このうち16台を10.5cm le.F.H搭載の自走砲に改造することになり、1942年2月から3月にかけて製造されました。A~Pのアルファベットが付されています。キットはModelltransによるトラペ用の改造キットです。
7.5cm Pak 97/98 auf Pkpfw. T-26(r) (Modelkrak + Mirage 1/72)
フランス製1897式7.5cm砲をソ連軍から鹵獲したT-26の車台に搭載したハイブリッド自走砲です。オリーブグリーンの網目状の迷彩が独特で以前から形にしてみたかった車両です。キットは東欧ガレキModlkrakにMirageの足回りを組み合わせています。即席感は否めないものの、格好の良い車両だと思います。
マーダーⅢ (Milicast 1/76) Vol.1
Panzerjäger 38(t) für Pak36(r) , 1-76, Milicast Vol.1
タミヤのMMでマーダーⅢが手に入る今と違って、15年ほど前は、この種の車両はミニスケールの独壇場でした。ミリキャスト製の1/76です。好きな車両なので、Panzergrauの色違いも作っています。
マーダーⅢ(Milicast 1/76)Vol.2
Panzerjäger 38(t) fȕr Pak36(r), 1-76. Milicast Vol.2
こちらが色違いの方です。個人的には、このPanzergrau単色の方が、この車両には似合うように思いますがどうでしょう。 2012/8に若干の補正を施しています。フィギュアを載せてみると、今更ながら初期の自走砲は乗員の防御に対する配慮が不足していたことが分かります。
Sturmkanone 40 L/43 auf Pzkpfw. 38(t), 1-72, UM
38(t)の自走砲化、つまりマーダー開発の過程で試作された車両です。III号突撃砲の主砲をそのまま38(t)の車台に搭載しています。のちのMarder III H型につながっていく存在でしょう。手元の資料では2両作成されたようです。キットはUM社製で、既存の38(t)のパーツにレジンキャスト製のパーツが付属します。超マイナー車両ですが、キット化してくれて感謝です。
マーダーⅢ H型① UMモデル(1/72)
7.5cm Pak40/3 auf Pzkpfw. 38(t) Nr.1, 1-72 UM
マーダーⅢH型はこれまでになぜか3種類も作っています。これはその一つ。ウクライナのUM社製インジェクションで1/72。微妙に?なところの多いキットでした。でも、東欧・旧ソ連メーカーのアイテムはチャレンジングなものが多くて惹かれます。
マーダーⅢ H型② フジミ+Attack(1/76)
7.5cm Pak40/3 auf Pzkpfw.38(t) Nr.2, 1-76, Fujimi+Attack
で、これが一番古いものです。16年ほど前、Attackがまだレジンキットを出していた頃に、1/72のH型を購入。切り張りしてフジミと合体させたものです。お見せするような代物でもないのですが、なんちゃってハリコフ線仕立てで冬季迷彩の練習をした記念に掲示します。これは、リップクリームを使った剥がしに挑戦したものです。
マーダーⅢ H型③ MMS(1/76)
7,5cm Pak40/3 auf Pzkpfw.38(t) Nr.3, 1-76, MMS
最後は、色々と迷走した挙句にたどり着いた「真打」のMMS 1/76です。最初から知っていれば・・・・と言いたくもなりますが、ミニスケールでこれを作るなら、ダントツでお奨めなのが、このキットです。もちろんホワイトメタルなので好き嫌いはあると思いますが、良いキットです。 2012/11に若干の補正を施しています。