ブルムベア中期型 ミリキャスト(1/76)
Strumpanzer Ⅳ, 1-76(Milicast)
我々世代がブルムベアと聞くと、まず思い浮かぶのがこの中期型。なんといってもタミヤのMMの影響が大きいです。ということで塗装もレッドブラウンとの2色迷彩。キットはミリキャスト製の1/76です。 長らく放置状態でしたが、このたびシュルツェンやフィギュア等を追加するなど思い切り手を入れてリニューアルしています。こういう楽しみ方もありますね。
ブルムベア後期型 ミリキャスト(1/76)
Strumpanzer Ⅳ Brummbaer Late Ver., 1-76, Milicast
同じくミリキャスト1/76の後期型です。やや泥縄感のある改修で機関銃等が取り付けられています。こちらは戦争末期をイメージして光と影迷彩にしてあります。ブルムベアは、この塗装が似合うように思います。2015/5若干の補正を施しました。
8.8cm Flak37自走対空砲 FCM(1/76)
8.8cm Flak37 auf Sonderfahrgestell, 1-76, FCM
自走砲にすべきか、対空戦車にすべきか迷いましたが、88は対戦車用途でもあるので、こちらに分類しています。1942年にクルップ社で製造された試作車両です。なかなかユニークな形状です。キットはドイツ・ハーメルンにあるFCM(ファインキャストモデル)製の1/76。お気に入りの一品でしたが、残念ながら絶品になってしまったようです。2012/8若干の補正を施しました。
8.8cm Flak41自走対空砲 FCM(1/76)
8.8cm Flak41 auf Sonderfahrgestell, 1-76, FCM
上記車両のFlak41搭載型です。これも同時期にクルップ社で試作されたものの写真が残っています。Flak37に比べて、長い砲身、密度感のある砲尾と、この車体にはこの砲のほうが似合う気がします。FCMの真骨頂のようなキットです。 2012/12若干の補正を施しました。
RSO 7.5cm砲搭載型 ミリキャスト+MMS(1/76)
7.5cm Pak40/4 auf Raupenshlepper Ost(RSO), 1-76, Milicast+MMS
これは自走砲というより、兵器運搬車(Waffentraeger)の一種ですね。RSOが味のある車両だけに個性的な風貌です。キットはミリキャストの1/76ですが、砲の出来が大変残念なレベル。長らく素組み放置状態でしたが、MMSの75ミリ砲を入手できたので、これに置換してリニューアルしました。角ばった車両なので、エッジに気を使いました。
Steyr-Krupp-Waffentraeger FCM(1/76)
Steyr-Krupp-Waffentraeger fuer 8.8cm Pak L/71, 1-76, Milicast
ヘッツアーや38Dの延長上で構想された装甲兵器輸送車(Gepanzerte Waffentraeger)の初期試作です。FCMレジンですが、同社にしては珍しく大きなミスがあり、素組派の私でも看過できずに大幅修正しました。車体側面の傾斜が間違っており上面が狭く、これに合わせたため砲塔の形状も実物は印象が大きく異なります。手を入れたところ、ほぼイメージ通りになりました。
Ardelt-Waffentraeger FCM(1/76)
Ardelt-Waffentraeger fuer 8.8cm Pak 43 L/71, 1-76, FCM
戦争末期に実践に投入されたとか、されないとか。少なくとも試作車の写真がありますから、これは架空戦車ではありません。もっとも、名称からも分かるように、もともと「戦車」ではありませんが・・・。私の中では、これも38(t)系列です。キットはFCMの1/76。同社のなかでも屈指の出来だと思います。 2011年11月に若干の補正を施しました。
Krupp/ Ardelt Waffenträger with 8.8cm Pak 41/43, Modelltrans Modellbau (1/72)
Waffenträgerの数あるバリエーションの中から、Krupp/Ardeltタイプです。Pak41/43を搭載する計画ですから、一つ上のタイプとスペックは同じですが、こちらの方が防盾がしっかりしており乗員には安心感がありそうです。キットはドイツModelltrans社のレジンです。Hetzerにみられるオーソドックスな3色迷彩を採用してみました。
Krupp/ Ardelt Waffenträger with 3.7cm Flak 43, Modelltrans Modelbau (1/72)
上記と同じKrupp/ArdeltタイプのWaffenträgerのFlak43搭載型です。搭載砲が違うだけで印象が変わります。キットはEssenのModelltrans。車台はレジンですが、Flak43とAnhängerはプラスチックインジェクション(おそらくMaco製)がセットされています。非常にシャープなモールドで好感が持てます。光と影迷彩にしてみました。
Ardelt Waffenträger with 10.5cm LFH 18/40
(M.G.M. 1/72)
上記のPak43搭載のバリエーションです。Ardelt社の提案では、どうやらPak43の供給が足りない際の穴埋め的な位置づけだった様です。この砲を搭載したWaffenträgerではKrupp社提案の方が有名ですが、このArdelt社の即席感も独特の魅力があります。キットはM.G.M.のレジンです。2021年10月10日にアップデートしました。
Ardelt Waffenträger with 15cm SIG 33 (M.G.M. 1/72)
同様にPak43搭載のバリエーションです。現場での評価が高かったSIG33だけに納得できますが、これではGrilleへの先祖帰りになってしまいますね。キットは上記同様M.G.Mです。SIG33といえば、MMSから魅力的な砲兵がリリースされています。野砲のビネットを考えていたのですが、いい機会なので、今回はこれと組み合わせてみました。
Krupp I Waffenträger 12.8cm Pak 44
(DEN BELS MODELS 1/72)
12.8cmPak44の搭載タイプです。さすがにこれまでの車台では無理があり、転輪が6個に延長されています。低い車高で精悍な印象です。キットはオランダwijehenのDEN BELS MODELSのレジン。実車は存在しませんが、仮に生産されていたらこうだろうなと思わせる説得力のある出来の良いキットで好感が持てます。オランダのガレキメーカーのレベルの高さを実感できる作品です。
15cm sFH 18-Rohr Rheinmetall-Borsig Waffenträger 38D (Blue Square Models 1/72)
同様に転輪を6個に延長した車台に15cm砲を搭載したタイプです。あくまでペーパープランですが、重厚な車両で迫力があります。キットはBlue Square社のレジンで、現在では珍しい典型的なガレージキットです。手間はかかりますが、ゴロゴロしたレジンの塊を一つ一つ整形しながら組み上げていくのも醍醐味ですね。